あべりかのブログ

あべ りか
イメージコンサルタント

関西学院大学卒業後、アパレルメーカーに入社。販売促進部で、ディスプレイデザイン、百貨店・専門店へのセールスサポート、ファッションアドバイザー指導などを、企画部でカラーディレクション、マーケティングリサーチを担当。「色」の魅力とその可能性に魅かれ、パーソナルカラーの会社に転職。営業企画の傍ら、ブライダルコスチュームの研究を重ね、イメージを実現化するためのノウハウを専門学校で実践的に指導。その後、日本におけるイメージコンサルタントの第一人者 大森ひとみ氏に師事。現在は大森メソッド専任講師としても活動を行なっているほか、美容サロンでのカラー研修、エステサロンでの接客・販売員研修、高校の派遣講師として伝統文化の指導にも携わっている。

<資格>
AFT色彩技能検定1級
マナー・プロコトル検定1級
秘書技能検定1級
日本茶インストラクター
BIAブライダルコーディネーター

<所属>
AICI国際イメージコンサルタント協会
日本マナー・プロコトール協会

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間仕切り

For Japanese Tea 一覧

茶托

今日も高校の授業はお茶の淹れ方。
来週の実習(お茶と和菓子がいただける)に合わせて
お水を使って淹れ方の手順、お茶の出し方を練習。

意外にもかわいそうな扱いが茶托…。
茶托の名前、存在すら知らない生徒もいて
扱い方に慣れていませんでした。

茶托はそもそも もてなす側が
熱くて飲めないことがないように…という心遣いからできたもの
と書物で読んだことがあります。
緑茶
緑茶 / Yakinik

また、デリケートな塗物の座卓などに
輪染みができないようにとの
道具をいたわる配慮からとも。

さてさて、茶托の持ち方ですが、
いかんせんみなさん、出すときにぎこちない…。

でも「給仕盆を持つ高さは?」と聞けば「胸の高さ
お盆を持つときは親指の位置は?」と聞けば「かけないで側面
とまぁまぁは身についているのかな、と。
所作もぎこちないながらも、一生懸命していたり、
ちょっとした所作に成長の跡がみられると嬉しいですね。

しかしながら今回よく言っているのが
座卓の上で食器をひきずらない!」ということ。
先週からずーっと耳にタコができるくらい言っていたら
生徒も覚えたようで「座卓の上はひきずらない!」と
あちらこちらでお互い注意する声が聞こえました。
ほほえましい限りです。
タイトルなし
タイトルなし / nimetimesthree

1コマの授業で一人ずつお茶の淹れ方、お運びをして
同じテーブルで4回も見たら覚えてくれるかな。
来週はようやく「お茶と和菓子」にたどり着ける彼ら。
美味しいお茶をいただこうね。


02月07日 2012年
2012, February, For Japanese Culture, For Japanese Tea

お茶の淹れ方

今日はお茶の淹れ方について、考えていることを綴ります。

お茶を淹れる、単純な作業で誰でもできますが
美味しいお茶を淹れるにはコツがあり、
しかも
同じ茶葉でも、淹れた人によって味が異なります。

なぜか…
ここからはかなりの持論ですので、ふーんとお読み流しを。

お茶を淹れるって、おにぎりを作るのと似ている。
おにぎり
おにぎり / tablexxnx

シンプルだからこそ、塩や具材にこだわるけれど
誰が握ってくれたかで、美味しさが違う。

お茶を淹れるって、美味しいお味噌汁を作るのと共通点がある。
なめことお豆腐のおみそ汁
なめことお豆腐のおみそ汁 / [puamelia]

シンプルだからこそ、ひと手間の作業が美味しさにつながる
インスタントではなく、具に合わせて鰹出汁にするか、煮干しの出汁にするか。
このひと手間が美味しさのカギを握っている。

 

お茶もおにぎりもお味噌汁もみんなレシピを見ないでつくる。
そもそもレシピっていう概念はないかもしれない。
すべてが勘で目分量。
それが、母の味!といえばそうだけど…

お茶、おにぎり、お味噌汁の中で
味を加えられないのはお茶。
だからこそ、お茶の淹れ方では
茶葉の量、水の量、お湯の温度、抽出時間がカギになる
そして愛情も。
淹れる人によって、お茶って本当に味が変わるんですよ。

 

美味しいお茶に関しては日本茶カフェ一日のHPや
明日発売の京阪神の雑誌Richerを手に取ってみてください。
先ほどご紹介した日本茶カフェ一日のオーナー遠城さんも載っています。

関東の方は生茶ゼリーで有名な中村藤吉本店がバレンタインフェアで
新宿伊勢丹や銀座三越に出店しているはずです。
お茶も販売していると思うので、「藤吉」を買ってみてください!
少々お高いのですが、ご褒美チョコならぬ、ご褒美煎茶ということで。

たまにはお茶の袋の裏に書いてある「お茶の淹れ方」を参考に
きちんと時間や水、茶葉の量を計って「お茶を淹れる
実はこれが美味しいお茶への近道なんですよ。


02月05日 2012年
2012, February, For Japanese Culture, For Japanese Tea

お茶の存在感

♪夏も近づく八十八夜~♪という茶摘みの歌で出てる「八十八夜」
八十八夜は雑節の一つです。
(雑節は二十四節気とはまた異なる、季節の移り変わりを知るための日本独自のもの)
これは今日の立春を第一日目としての「八十八夜」

ということで、今日は少しお茶の話をします。

3学期に入り、学校の授業は「煎茶の作法」です。
日本茶インストラクターとしては俄然、熱が入る授業ですし、
なるべくわかりやすく、楽しい授業をと思い、
家から道具を持っていき、(かなりの荷物にはなりますが…)

お茶の種類をはじめ、お茶の種類によって茶器も変わることや、
淹れ方の温度の違いなど、少しでもニュアンスが伝わるように
工夫しています。

さて、授業が始まり学生に「お茶の種類を言ってください」というと
「十六茶~」「綾鷹~」「生茶~」と商品名…。
男子は「加藤茶」とも(笑)
なかなか、玄米茶やほうじ茶、煎茶という言葉が出てこず
「はとむぎ、玄米、月見草~」と歌って出てくるのは「爽健美茶」…。
☆☆☆
☆☆☆ / tokyo23photo

「『おーいお茶』でも何種類かあるでしょう?茶色のお茶は?」といって
やっと「焙じ茶」が出てきたりしました。

ペットボトルが悪いわけでもないですし、利便性から私もペットボトルを購入します。
(ちなみに高校生にはあまり「伊右衛門」や「生茶」は人気がなかったです。)

しかしながら
回転寿司で出てくるお茶が美味しいという言葉を聞いて

質問の前半からどのクラスも
「ルイボスティ」と「ジャスミンティ」が出てきたのを聞いて

本当に美味しいお茶の味を知っているのかな、と。

以前、お茶の淹れ方教室をした際にも
急須がないご家庭があったり、
美味しいお茶はどこで買っていいかわからない、
などなど、本当は身近であるはずのお煎茶
ずいぶんと遠い存在になってしまったなぁ、と感じたのを思い出しました。

お茶の時間は心を豊かにしてくれる、そんなふうに思う私は
美味しい日本茶の魅力をもっと皆さんに知っていただきたいな、と思いますし、
お茶を通して、年中行事や日本文化を見つめなおす機会になってくれれば…と思います。

明日はお茶の淹れ方について、私なりに考えることをご紹介しますね。


02月04日 2012年
2012, February, For Japanese Culture, For Japanese Tea

日本茶のお値段

昨日は贈るお茶について書いたので、
今日は自宅で楽しむ、もしくはお客様用のよいお茶の相場について。

よく、どこのが美味しいの? とか
何を買えばいいの?  とか
いくらくらいのがいいの? などなど聞かれます。
(一応、日本茶インストラクターでもありますから)

テキストにも同様のコラムがありましたが、
嗜好品なので、お気に入りを探してみましょうとのこと。

確かにその通りだなぁ、と思うのですが
なかなか見つかりませんよね。

Green Tea
Green Tea / indigodeath

そんな中で値段が一つの指針になると思います。
個人的な意見で、恐縮なのですが

いろいろ、試してみたところ、
100g 1000円なら、はずれは少なく、損した気分にもなりません。
100g 800円は 好みに合えば、お買い得。
100g 600円だと あまり感動がありません。
100g 1500円以上だと、美味しいのが当たり前ですが、
           味に期待しすぎたり、淹れ方にコツがほしいところ。

Green coconut tea
Green coconut tea / moonlightbulb

量り売りでなくても、袋にグラムが書いてありますよね。
なので、お勧めは
100g 1000~1200円程度。
結構、ランクや品質も安定するので、飲みなれてくると
味もだいぶわかってきます。

この値段が高いか安いかと言われれば、人それぞれ。
でも、美味しいお茶はそれだけの価値がありますよ。
美味しいお茶の味を知っているのも、日本文化の一つの嗜みなのではと思います。
お抹茶も美味しいですけれど、美味しい日本茶にも目をむけてくださいね。


11月04日 2011年
2011, For Japanese Culture, For Japanese Tea, news, November

日本茶を贈るとき

昨日、金平糖をいただきながら、日本茶でほっこりしました。
そろそろお歳暮の季節でもあるので、
どんなお茶を贈ると喜んでいただけるか、について書いてみます。

よくお歳暮のカタログで高級玉露と煎茶のセットを見かけますが、
玉露を入れる時のお茶器、皆さんご存知ですか?

右側が上級煎茶用で、左が玉露用。
玉露用の茶碗は大さじ1杯程度 入る程度でしょうか。

下の写真のように手で持つとお猪口くらいの小さな器で飲み、
玉露の持つ深いうまみと甘みを楽しみます。
お抹茶ほど濃くはないのですが、あまり量を飲めるものでもありません。
色、香りとともに味を楽しみます。

となると、お茶をよほど好きな人でないと、
封を切らず、そのままになってしまうということが多々あります。

なので、私は
かぶせ茶と煎茶のセット 
ちがう産地やタイプの煎茶2種類 を選んで贈ることが多いです。

かぶせ茶は玉露と高級煎茶の良いところ取りをしており、
煎茶と同じように淹れるだけ。比較的 甘味があります。

煎茶はうま味、甘味、苦み、渋みのバランスで味が決まります。
ワインと同じように産地や品種によってそれぞれの味わいがあるので、
煎茶を2種類というのも日本茶を楽しむ上で素敵な選択ですよね。

Sweet Azuki Bean
Sweet Azuki Bean / norwichnuts

日本茶を贈るのもよいのですが、
秋の味覚と共に日本茶を楽しまれてはいかがでしょうか。


11月03日 2011年
2011, For Japanese Culture, For Ladies & Gentlemen, For Japanese Tea, November