あべりかのブログ

あべ りか
イメージコンサルタント

関西学院大学卒業後、アパレルメーカーに入社。販売促進部で、ディスプレイデザイン、百貨店・専門店へのセールスサポート、ファッションアドバイザー指導などを、企画部でカラーディレクション、マーケティングリサーチを担当。「色」の魅力とその可能性に魅かれ、パーソナルカラーの会社に転職。営業企画の傍ら、ブライダルコスチュームの研究を重ね、イメージを実現化するためのノウハウを専門学校で実践的に指導。その後、日本におけるイメージコンサルタントの第一人者 大森ひとみ氏に師事。現在は大森メソッド専任講師としても活動を行なっているほか、美容サロンでのカラー研修、エステサロンでの接客・販売員研修、高校の派遣講師として伝統文化の指導にも携わっている。

<資格>
AFT色彩技能検定1級
マナー・プロコトル検定1級
秘書技能検定1級
日本茶インストラクター
BIAブライダルコーディネーター

<所属>
AICI国際イメージコンサルタント協会
日本マナー・プロコトール協会

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間仕切り

For Japanese Culture 一覧

旅の京で感じたこと

距離とは面白いもので、今まで身近だった景色も
旅先の京都としての景色に変わります。

距離を置くことで客観的に物事が見えること、ありますよね。
今日は、先日の京都での勉強会で感じたことです。

先日、訪れた水野克比古先生の町屋写真館。

京都の街並みを撮影していて、町屋がなくなるのにいち早く気づかれ、
保存の一環として町屋を事務所にされた水野先生。

京都に移り住んで約30年、
町屋を改築して、お茶の世界観を広げたランディ先生

様々な試みの中に、町屋に可能性を見出したレストラン蒼

3軒の町屋見学を通して、様々な人との出会いの中で
文化がどう融合して、それぞれの視点でどう熟成され、
どう それぞれの状況にあったものとして存在し、現代に融合しているのか
非常に興味深い体験でした。

当たり前のことだけど
文化の中には必ず受け継ぐ人がいます。
受け継ぐ人の心意気で、文化はたくさんの可能性があるんだと感じました。

新しいものが出たとき、賛否両論、評価は分かれるものですが
大切なのは物事をとらえる「ぶれない軸とバランス」なのではないかと思いました。

見学させていただいた場所には
日本文化に対する敬意と愛情を感じました。
そして、現代に馴染んでいるバランス感覚も。

人が文化を熟成させていくように、
人も文化によって、周りの環境によって熟成されていくのでしょう

町屋の気配に文化に根付いた人々の暮らしを感じました。

「ぶれない軸とその時代に応じたバランス感覚」
とても抽象的になってしまいましたが
これは仕事をする上でも大切なことですよね。

意識しながら仕事に臨もうと思った、そんな京都の旅でした。


03月08日 2013年
2013, For Japanese Culture, March, news, Art, essay

雛祭りにもカラートレンド

先日、所属しているAICI国際イメージコンサルタント協会の
シビリティ委員会の勉強会に参加して参りました。

シビリティ、訳すれば「礼節」
地方での勉強会で、町での人々とのかかわり、文化、歴史を学ぶ
そんなテーマで主催され、お手伝いをさせていただきました。

最近、忙しく文化にじっくりと向き合うことも少なかったので
とてもいい気づきとなりました。

勉強会の中で、マナーや人との交流、文化を通じ
「こころ」についてたくさんの気づきと学びがありました。

内容の濃い勉強会だったので、少しずつアップしていきますね。

京都で有名な写真家 水野克比古先生の町屋写真資料館での写真です。
町屋の見学のほか、四季折々の水野先生の写真が楽しめます。

 桃の季節になると、ピンクの着物が着たくなりますね。

さて、タイトルですが、お雛様の衣装にもカラートレンドがあるようです。
よく時代にによってお顔のつくりが変わると言いますが、
衣装にも反映されることもあるとのこと。
お内裏様の紫色の衣装ですが、紫は昔は貴人しか着用を許されなかった色です。

 下の写真は昭和のもの。
昭和天皇が皇太子の立太子か婚礼の後に(すみません、どちらだったか失念しました)
登場したお内裏様の衣装は際、黄丹。
この黄丹も禁色で皇太子にしか許されない色なんですね。

 水野先生のお宅では「美の辻」という催しが3月1日~3日開催され、
(西陣千両ケ辻界隈でアトリエを構える方々と春と秋に行っているそうです)
水野家に伝わったり、譲り受けたひな人形が約100体ほど飾られていました。
江戸時代の享保雛などもあり、身近な文化を通じて昔と今の時間を共有できる機会が
京都にはたくさんあるんだな、と感じました。

ずいぶん前ですが、「そうだ、京都に行こう」というCMがありました。

なんとなくそう思ってしまう
心を動かす文化や暮らし、風景が京都にはありますよね。


03月03日 2013年
2013, For Japanese Culture, March

ちょっとした手土産

先日、お世話になった方へご挨拶に行ってきました。

あんまり仰々しいものではなく、
簡単なものとして重宝させていただいているのが
本高砂屋のマンデルチーゲルです。

日本茶、紅茶、珈琲、いずれのお茶受けにもよいですし、
甘いのが苦手な男性も比較的これは召し上がっていただけます。

お使い物で、「わざわざ買ってきた下さったの?」
と恐縮されてしまうようなことを避けたい場合、
百貨店に入っているお菓子屋さんが重宝しますよね。

お渡しする方にもよっていろいろ品を変えるのですが、
味の好みがわからないときやボリュームがほしいときは、本高砂屋さん
大きさを控えて高級感を出したいときはGODIVAのクッキー

味など個人的な好みもありますが、好き嫌いがあまりでないので
トータルで考えて最近はこの2つが多いです。

また、本高砂屋さんのマンデルチーゲルは
お礼をお渡しする際に、台を用意しますが
(そのままお渡しするのも恐縮なので)

8枚入りと13枚入りのものがちょうど金封をのせるのに手ごろな大きさ。
写真は13枚入りのものを奉書紙で包んでいます。

リサーチと言い訳しながらスィーツ巡りをしょっちゅうしていますが
最近は苺の商品が増えてきましたね。

Pint of Strawberries
Pint of Strawberries / Mr. T in DC

お花見ももうすぐ。
みなさんはどんなスィーツを片手におでかけされますか?


03月20日 2012年
2012, For Japanese Culture, March

敬語

昨日のお稽古は久しぶりの抜き打ち筆記テスト。
歴史のこと、今まで習ったことなど、広範囲でありますが
毎回必ず出るのが敬語。

敬語、苦手です…
とおっしゃる方がとても多い。

4月の研修に供えて私も準備に入っていますが
敬語は日々の会話の中のもの。
敬語のみを取り出して、というよりも
普段から意識する必要があります。

ただ、相手との関係や立場にもより、
基本を知ってTPOに応じなければいけません。
そのTPOが難しいんですね。

着ないと着こなせない洋服と同じで
日頃から使わないと使いこなせないのが敬語

Meeting nieuwe leden
Meeting nieuwe leden / Voka – Kamer van Koophandel Limburg

新入社員の方にはイラスト付きでもなんでもよいので
読みやすそうな敬語の本を2~3冊読むことをお勧めしています。

それから、使えそうだな、
と思う言葉を少しずつ使っていってくださいとも。

例えば、「すみません」という言葉。
つい、何かにつけて「すみません」と言ってしまいがちですが
通路を譲ってくださったときには「おそれいります」
Automatic Doors
Automatic Doors / Wootang01

何かしてくださったときには「お手数をおかけします」
本当に申し訳ない時は「申し訳ございません」

その中でも「おそれいります」から使ってみようかな、と。
言い慣れないと照れも入りますし、口から出てこない。
一気にというより、少しずつが大切です

洋服をお洒落に着こなすように、
日本語も美しく使いこなしたいですね。


03月14日 2012年
2012, For Japanese Culture, For Ladies & Gentlemen, manner, March

無常ということ

先日読んだ本は「方丈記」
日本三大随筆といわれるうちの1つです。

震災を前に、自分は何ができるだろう、
どう向き合うべきか、
と考えていた時、友人が勧めてくれたのが「方丈記」

そういえば古典で触れたとき、
震災のことなどを書いていたな、と。
昔の人はどのようにとらえていたのかしら、と。

実際に手に取ると
前半は鴨長明が体験した大火事や飢饉、地震などの5大災害を描写、
この世の無常とはかなさを綴っています。
後半は、出家遁世して仏道への心の傾斜を見せつつ
閑静な生活を描いています。

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流 / Kossy@FINEDAYS

「ゆく河の流れのごとく」で始まる文体は
静か、というか、
日本独特の「はかなさ」を感じさせる点は
やはり新古今和歌集に10首ほど入集されるだけあって
重たい内容の部分も美しさがあります。

だけれども、
想像を絶する光景をジャーナリズム的に
美しい文章で描かれると言葉を失うほど
鴨長明の無常観やはかなさに心が痛くなりました

昔も今も自然への畏怖は変わらない。
そしてその都度、人間が向き合ってきたことも変わらない

どう向き合い、どう考え、どう行動するか。

時代や環境が投げかける質問に
私たちはどう応えればよいのでしょうか。

みなさん、今日はそれぞれに思うことがあるでしょう。
その気持ち、忘れずに前を向いていきたいですね


03月11日 2012年
2012, For Japanese Culture, March